映画『フィリピンパブ嬢の社会学』を観てきた

一言で言うと非モテ大学生の恋愛ファンタジー。反社の方を敵に回すとヤバイと言う発言が何度も出てきたので、後半ウシジマくんみたいな鬱な展開になるのかと思っていたらサラッと終わってしまった。

社会学と銘打ってるだけあって、フィリピンから女性を呼ぶシステムとか、運営システムなんかはそれとなく散りばめてあり、フィリピンパブで働く女性はこういうシステム上で働いてんだな、と言うことは理解できた。

でもさ、これが日本人女性相手の恋愛映画だったら、やっぱり主人公はイケメンにしたのかな、フィリピン女性相手だからこういう非モテにしたのか、と思うとちょっと釈然としないよね。それこそフィリピンを下に見てるっていうか。

女性が結婚をチラつかせるのであれば、もうちょっと女性のしたたかな面を描いてもよかったような気もする。特に彼女達は経済的な理由で日本へ来ているのだから、そこは普通の日本人女性よりもしっかりと見極めているような気もするのだけれど。