夜も更けてきたので個人的な告白でも。お前、クラスメートの誰が好きなんだよー?では無くて親の話。
俺の母親は俺が2歳の時に離婚した。もう40年近く前の話。先日、帰省した時に当時の話をしてくれた。当時は離婚とかもあんまり世間体が良くなくって、それが母親側が子供連れて帰ってきたことでかなり回りから言われたらしい。「経済的にどうすんだ」「子供は父親側へ渡せ」などなど。それでも俺の母親は俺を連れて実家に帰ってきた。そこで婆ちゃんに「夫の代わりは見つかるけど子供の代わりはいない」と言われて俺を育てていく決心をしたそうな。
それから10年、俺の母親は水商売をしながら俺を育ててくれた。当時は夜になると出て行く母親を見てとっても寂しくて、母親が出て行った後をずっと追っていった覚えがある。ずっとずっと後を着いていって、帰れと言われてトボトボ帰った覚えがあるけど、今考えたら母親もかなりつらかっただろうな。これを読んでる人の中にも子供を預けて夜の仕事に出てる母親がいると思うけど、貧乏なのは耐えられるけど夜に母親がいない状況ってのは止めたほうがイイ。収入が少なくなっても夜は子供と一緒にいてやって欲しい。
そんな中、時々母親が婆さんに仕事の愚痴を言っていたのを覚えてる。客に暴言を吐かれたとかそんなの。俺も今、仕事で辛い事が起きたりすると凹むけど、それと同じことが俺より若い年齢の母親にもきっと起きていたのだろう。周りの偏見とか、経済的な苦境による将来への不安とか、きっと俺以上に不安な毎日を送っていたと思う。
俺に子供が生まれて1年くらいしてから、ようやく自分の母親の若かりし日々について想いをはせることが出来るようになって、改めて母親に感謝するようになった。
そして、最大の親孝行は孫の顔を見せることなんだなあ、ってこともよーく分かった。親になることで自分の親の気持ちも理解できるし。次、俺は爺さんの気持ちを理解できるようになるんだろうか。それは俺の息子次第だけど、是非爺さんの気持ちも理解できる日が来れば良いなと思ってる。それが俺の人生の最終目標。後はおまけ。