ウシジマくんはずっと読んでいるのだけれど、最新刊が出たので買った。今回は前巻に引き続き、「楽園くん」シリーズと言うことで、オシャレ雑誌に掲載され、街で「おしゃれ」であることを認知されようと必死な若者が主人公。俺が気になっていたのはこれに出てくる「ノブさん」と言う人。主人公の「センターT(中田君)」のバイト先(ラブホテルの清掃)の先輩で36歳独身なのだけど、彼の発言でこんなのが出てくる。
普通に仕事して、家帰って、風呂入って、テレビ見ながら発泡酒飲んで寝る。
休日は食べ物買い込んで、家から一歩も出ないでオンラインゲームだ!!とっても幸せだ。
こういう人ってとても多そうな気がするんだよね。そして、あえてそういう人に「とっても幸せだ」と言わせることで、そういう人生が幸せなのかどうかを突きつけられているような気がしてる。
17巻ではこのノブさんがどうなるかも描写されているけど、結局運命に翻弄されているだけで、その運命が変わればその発言が正しかったのかどうなのかも結果が変わってしまう。映画「ミスト」と同じで、正しい選択や行動をしたからと言ってハッピーエンドにならないし、逆もまた然り、なんだろうな。相変わらず、イヤーな気分にさせるマンガ。