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耳触りの良い言葉の裏側を説明しろ

2010 2day @790Beat

年始、TBSでSASUKEと言う素人が出場するたけし城みたいな番組やってて、妻がファンだと言うので何となく全部見てしまった。それに出場する人たちの中には、このSASUKEに出場する為に転職したり、フリーターになってる人がいるとのことで、TVの中ではさもそのSASUKEと言う番組がスゴイだろ、的な自画自賛をしていた。でも結局優勝したのはちゃんとした職についているらしい人(靴の営業マンとか言ってた)で、SASUKEに出る為に職まで犠牲にしていた人たちは一体何なんだろうと思ってしまった。

手塚治虫が昔、医者を目指していたけど漫画家になったのは結構有名な話だと思うのだけれど、結局本当に才能のある人はその才能を活かせる場所じゃないところで働いていても、結局最終的には才能を活かせる場所へと流れてきて、そこで何十年と頑張っている人たちをあっという間に追い抜いてしまうような気がするんだよね。

俺はTVや応援ソングで「夢をかなえる為に頑張ろう」と言うメッセージが大嫌いなんだけど、みんなそんなに具体的な夢を持ってんのかな。夢が無ければ見つけないといけないとか脅しにかかってきたりするけど、その夢自体も見つけないといけないことなんだろうか。百歩譲って夢を見つけなくちゃとか実現しなくちゃとか言ってもいいけど、そのリスクも説明すべきだと思うんだよね。例えばシンガーソングライターで成功したいと言う夢があったとして、その夢をかなえられるのは数万人に一人で、しかも叶えられなかった代償として10年を無駄にする、とかね。

耳触りの良い言葉だけを並べること、それは確かに言う方も言われる方も心地よいけど、でもその裏には代償もあることをきちんと説明すべきだよね。

話がそれてしまったけど、SASUKEに出てる人たちで、家族がいるのにその家族を犠牲にしてまでSASUKEに出ること、更にそれを美化してTV内で説明することはどうかと思った。


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